2013年3月21日木曜日

伝統派空手の雄、日本空手協会のフットワーク

伝統派空手は、素手、もしくは薄手のサポーターのみで試合をします。素手の拳で向き合っての間合いの取り合いは、観ている側にも緊張が伝わってきます。

当事者の選手たちも、もちろんシビアな間合いの取り合いをしています。他の格闘技と比較しても間合いの取り合いの技術は負けていまい・・・と感じます。


しかし、試合はあくまでポイント制。技が放たれる度に「放たれた技が有効で、ポイント獲得に足るかどうか」判定するために、審判が試合を止めてしまいますので、攻防の連続する場面が非常に少ないです。よって、実践的では無いという批判も多いです。


とはいえ、UFCの世界チャンピオンの座に就き、しばらくは無敵の状態が続いたリョート選手は伝統派空手の技術をベースに戦っていました。新日本キックボクシングミドル級チャンピオンは、西日本学生空手道連盟の雄「九州産業大学空手道部」出身の喜多村誠選手です。

※坊主頭の方の選手です。


伝統派空手は、緊張感あふれる攻防が盛りだくさんです。ぜひ良い部分をとりいれたいと思います。

※ポイント制が悪いとは思っていませんよ、念のため。アマチュアの選手が安全に格闘技に取り組み、技術を磨き競い合うには、ポイント制は必要だと強く思います。より実践に近づき、かつ安全という矛盾を超えた素晴らしいルールが作られることを、アマチュア格闘愛好家として強く望みます。

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