TBSがK-1WORLDMAX出場時に付けたキャッチコピー。
ウィキペディアをのぞくと・・・
2002-2003年に黒崎道場に所属していた時に、精神修行の一環として黒崎健時会長が行ったとされる「線香を腕に押し当てる」荒行をした。腕に見られる火傷はその時の傷跡。その他の荒行:2年間毎日、朝にサイドステップ1時間と腕立1000回、午後に高架橋の壁を2時間、夜にサンドバッグを2時間蹴り続けた。80kgのリュックを背負い3時間歩き、同様に120kgのリュックを背負い30分歩いた。
だそうです。
凄い。黒崎健時さんと言えば、別名「鬼の黒崎」。「科学的トレーニング」を遥かに超越した侍のような人。弟子もみんなとんでもない練習を課せられたそうな。
そんな道場で修行していたんですね、コヒって。
魔裟斗は、「俺のほうがストイック」と言っていましたが、魔裟斗も小比類巻もどっちもストイックです・・・。やっぱり世界一を争う人たちは凄い。
そんな小比類巻貴之選手の動画より。
小比類巻選手の素晴らしいコンビネーションをたっぷり観ることができます。
<31秒と39秒>
左ボディーブロー(左レバーブロー)から右ハイキック。黒崎道場への在籍経験のことを考えたら、左鉤突きから右上段回し蹴りでしょうか。31秒の方は、撮影の角度のせいか、左ボディーブローは、クリーンヒットには見えませんが、相手の意識は完全に左下に。
その後右ハイキック一閃!
左下→右上の対角線を狙った教科書のようなコンビネーション。しかし、実践が難しいコンビネーション。ロングレンジ?のボディーブローのせいで、相手の視界に右ハイキックが入ってきていないのがよく解ります。
31秒のハイキックはこめかみを切るように。39秒のハイキックは延髄を断ち切るように「ガコンッ!」とヒットしています。
<59秒>
相手の右ストレートにカウンターの右ローキックが炸裂。相手は体重が前脚に乗っているので、ダメージMAXでしょう。ローキックを蹴られた経験が有る方なら、ゾッとする動画です。その後に左ボディーブロー(レバーブロー)から右ローキック2発。
素晴らしい。
<1分17秒>
カウンターの左膝蹴り(テンカオ)。相手の左ジャブと同時に、左膝蹴り。痛そう・・・。小比類巻選手は、その時はサウスポースタイル(右足が前)になって迎撃しているように見えます。
ここまで見ていますと、コヒって、ダウンしかけた相手に結構攻撃してますね。コヒ程のキャリアを考えると、闘争本能剥きだして行ってるというよりもわざと?もしかして性格悪い?
<1分26秒>
左ローキックからの右ミドルキックのキックのみのコンビネーション。
コンビネーションだけでなく、前蹴り一発、飛び膝蹴り一発でのダウン等、殺気溢れる試合をしてくれる小比類巻選手。大好きな選手です。